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投資

【高配当ETF】住信SBIネット銀行でドル転してVYMを買う方法

こんな方におすすめの記事

・少しでも安く米国株式投資を始めたい
・高配当ETFに興味がある

こんにちは、らぷぞうです。

今回は、「ドル転してからVYMを買う方法」です。
住信SBIネット銀行を使ってできるだけ手数料を安く抑えてVYMという高配当ETFを購入する方法を紹介します。

らぷ
らぷ
VYMとかETFとかアルファベット3文字でなんのことだかさっぱりわからないよ
らぷこ
らぷこ
ドル転っていう言葉も難しそうな印象がしちゃうな

確かにアルファベットが並んでいて少し身構えてしまいますね。
そういった不安も解消できるように解説していきますので安心してください!

この記事を読むメリット

・ETFやVYMについて知ることができる
・ドル転の意味や方法がわかる
・手数料を抑えて高配当ETFを買うことができる

VYMってなに?

VYMは日本語でいうと「バンガード・米国高配当株式ETF」です。

世界最大級の資産運用会社であるバンガードの商品で、高配当ETFのひとつです。

もう少し詳しく確認していきましょう。

ETFとは

ETFは「Exchange Traded Fund」の頭文字をとったものです。
日本語にすると、「上場投資信託」。
証券取引所で取引される投資信託のことです。

らぷ
らぷ
投資信託とETFは違うの?

通常の投資信託は証券取引所で取引されるわけではないので、
あなたが注文してから手元に来るまでにタイムラグがあります
その間に株価が変動すると、思っていた価格で取引できないことがあるんですね。

それに対してETFは取引所に上場しているので、
株式のようにリアルタイムで取引することができます

ETFには豊富なラインナップがあり、
業種別の銘柄で構成されていたり債権に連動したものもあります。

その中でも非常に人気があるのが、米国ETFです。
人気の理由は毎年配当が増える、いわゆる連続増配企業が多いからです。

配当は持っている株式に応じて企業から分配される利益のことです。
通常、企業は利益が出るとその一部を株主に対して分配します。

例えばみんな知ってるコカ・コーラはなんと57年連続で増配中です。

一般的に配当利回りが3.0%以上だと高配当と呼ばれます。

では次の「VYMの特徴」で、利回りがどうなのかも含めて確認していきましょう!

VYMの特徴

VYMには大きく以下のような特徴があります。

・米国の高配当企業 約400社で構成
・経費率が0.06%でとても安い
・配当利回りは2.90%(2022年)
らぷこ
らぷこ
1つずつ確認していこう!

米国の高配当企業 約400社で構成

400社というとても多くの企業に広く分散して投資することができます。

構成は業種別で見ると金融の比率がやや高いですが、バランスが取れていると言えます。

経費率が0.06%でとても安い

経費率とは、投資商品の運用に必要な経費のことです。
投資している金額に基づいて計算され、自動的に支払われます。

例えば0.06%の経費率だと、100万円投資している場合に1年間で600円の経費がかかります。

約400社に自動的に分散して投資してくれているので、0.06%の経費率はだいぶお得と言えるでしょう。

らぷ
らぷ
自分で400社選んで投資することを考えたらとても大変だもんね!

配当利回りは2.90%(2022年)

VYMの直近5年間の成績は以下のとおりです。

年数 配当利回り(対前年末株価)
2022年 2.90%
2021年 3.38%
2020年 3.11%
2019年 3.64%
2018年 3.09%

2022年は3.0%を超えることができなかったようですが、それ以前は3.0%を超えていますね!
先ほど3.0%を超えると高配当であるという話をしましたが、十分その水準だと考えられます

あくまでも過去のデータなので、これからもこの水準である保証はない点は覚えておきましょう。

例えば年3.0%の分配金がもらえるなら、200万円の資産からは毎年6万円もらえることになります(税引前)。
これは毎月5,000円ということになります・・・!

税金がかかるので実際にはもう少し減ってしまいますが、それでも定期的にもらえる分配金はまさに不労所得と言えますね!!

住信SBIネット銀行について

住信SBIネット銀行の口座を持っていると魅力あふれる高配当ETFをお得に買うことができます。

住信SBIネット銀行の口座開設手順については、こちらの記事で解説していますのでぜひ参考にしてください。

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お得に買う方法は次の「ドル転ってなんだろう」を見ていただければわかりますよ!

ドル転ってなんだろう

らぷ
らぷ
「ドル転」なんて言葉初めて聞いたよ。
なんだか怪しい匂いがするぞ…。

そう思う方もいるかもしれませんが、安心してください。
何も怪しいことではありません。

ドル転とは「円をドルに両替すること」です。

円のままでも米国株やETFを買うことはできます。
厳密には、あなたが渡した円を証券会社がドルに替えて取引をしています。
証券会社がやっているので手数料が余計に取られるんですね。
その手間を自分でやることで手数料を大幅に減らすことができます。

詳しく解説していきます。

通常の流れ

米国株やETFを購入する流れは以下の3ステップです。

①円を住信SBIネット銀行へ振り込む
②円をSBI証券へ送金する
③円で米国株やETFを購入する

この流れだと③で購入する際に為替手数料が1ドルあたり25銭かかります。

この手数料を安く抑えていきます!

・為替手数料とは外国のお金(米ドルやユーロなど)に両替するときにかかる手数料
・1銭は1円の100分の1、つまり1銭=0.01円

一手間加えてあげることで手数料が4分の1に

それでは安くするためにはどうすればいいのか。

それは一手間加えてあげることです。

先ほどは3ステップでしたが、4ステップになります。

①円を住信SBIネット銀行へ振り込む
②住信SBIネット銀行で円をドルに替える
ドルをSBI証券へ送金する
ドルで米国株やETFを買う

先ほどとは違うところを赤文字にしました。

②で円をドルに替える際の為替手数料はなんと6銭です。

自分でやるだけで手数料を4分の1にできるんですね。

他のネット銀行やネット証券でも米国株やETFを購入することはできますが、
住信SBIネット銀行でなければ1ドルあたり6銭の為替手数料は実現しません

住金SBIネット銀行についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

【高配当株投資】S株ってなに?住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に入金して株を買おう! こんにちは、らぷぞうです。 今回は「少額から始める高配当株投資」についてです。 住信SBIネット銀行とSBI証券のタッグ...
らぷ
らぷ
でも25銭とか6銭とかって1円よりも小さい数なんでしょ?
そんな少ない金額のためにめんどくさいことでなくてもいいんじゃないの?

たしかに少ない金額ですが、
お金を増やすためには無駄な手数料を支払わないことが鉄則です。

例えば年間10,000ドル(100万円分)を購入するとします。(簡単にするために1ドル100円としています。)
その場合の手数料は、以下のようになります。

為替手数料 支払う金額
1ドル25銭 2500円
1ドル6銭 600円

100万円分で1,900円も差が出ます!

資産運用というのは、大きな金額になればなるほど大きな効果が現れます。
もちろん無理に購入する必要はありませんが、コツコツ積み上げていくと数百万円、数千万円になることも当然あります。
その時になってからでは手数料は返ってきません。

そしてなによりこの一手間は難しいものではありません!
慣れてしまえば手間とも感じないレベルなので、ぜひ手数料を抑えて購入するようにしてください!!

VYMを買うまでの手順

それでは住信SBIネット銀行でドル転してからVYMを購入するまでの実際の手順を見ていきましょう!

先ほどの4ステップで順に解説していきます。

①円を住信SBIネット銀行へ振り込む

①については口座開設手続きから解説しているこちらの記事を参照してください。

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手順通りに進めてもらえれば、簡単に開設できますよ!

住信SBIネット銀行で円をドルに替える

口座開設から入金までをしたトップページがこちらです。

VYMは執筆現在1口110ドル程度です。
110ドルは日本円で14,300円くらい(1ドル130円で計算)なので、20,000円を入金してあります。

振替」を押しましょう。

 

 

少しわかりづらいのですが、こちらから外貨預金のメニューにいきます。

下にスクロールしましょう。

 

 

 

 

外貨普通預金」のボタンがあるのでタップします。

 

 

 

 

 

外貨普通預金のメニューが表示されました。

少し下にスクロールします。

 

 

 

 

現在の買付ルートという欄があるので、「米ドル/円」の「買付」をタップします。

 

 

 

 

外貨預金取引 規定等の確認」です。

確認をしながら下にスクロールしていきましょう。

途中にあるPDFを開くのも忘れずに!

 

 

 

電子交付についての確認ができたら「上記について同意しました」にチェックを入れましょう。

下にスクロールします。

 

 

 

外貨預金等書面・外貨預金規定の確認です。
・外貨預金等書面
・外貨普通預金規定
・外貨定期預金規定
の3種類のPDFを開いて中身を確認しましょう。

確認ができたら「上記について同意しました」にチェックを入れます。

さらに下にスクロールします。

 

投資資金の正確にかかるご注意・確認を読んで、「上記について同意しました」にチェックを入れます。

未読PDF、未確認のチェックボックスがあります。』の状態だと次の画面に進むことができないので、すべての確認をしましょう。

よく読んで全てに同意し、こちらのボタンが押せるようになったらタップして次の画面に進みましょう。

 

外貨預金取引 投資についての画面です。

質問に答えていきます。

 

 

 

 

収入の種類」をタップすると、
・給与(固定給)
・給与(歩合級)
・年金
・利子,配当
の選択肢が出るので該当するものを選びましょう。

年収」の欄に自分の年収を入力して、下にスクロールします。

 

 

※興味のある取引や投資の経験年数は『任意』の回答欄なので、回答してもしなくても大丈夫です。

金融資産」の枠をタップします。

 

 

 

選択肢が
・100万円未満
・500万円未満
・1000万円未満
・1500万円未満
とありますので、自分の金融資産の合計に該当するものを選択しましょう。

 

 

任意の回答欄です。

わかる範囲での入力で大丈夫です。

下にスクロールしていきましょう。

 

 

 

外貨預金取引についての回答欄です。

投資の方針」をタップすると
・利回り,安定性重視
・利回り,値上り益重視
・値上り益重視
・積極的値上り益重視
と表示されるので、該当するものを選びましょう。

どれを選べばいいかわからない方は、下のメモを参考にしてください。

「投資の方針」は自分がどのくらいリスクを許容するかを答えるものです。
リスクの高さは、
利回り,安定性重視 < 利回り,値上り益重視 < 値上り益重視 < 積極的値上り益重視
となります。
「利回り,安定性重視」がローリスク・ローリターンで、「積極的値上り益重視」がハイリスク・ハイリターンです。
この選択で買える商品が変わるわけではありませんが、傾向によってお勧めされる商品が変わることなどはあるかもしれません。
初心者の方は「利回り,安定性重視」を選択することをお勧めします。

投資資金の性格
・余裕資金
・借入金
・支払いの確定している資金
から選択します。

先ほどの規定にもありましたが、借入金を投資資金に充てることはできません
また支払いの確定している資金を投資資金にしてしまうと、支払いが滞ってしまいます。

投資は必ず余裕資金で行いましょう

取引の動機
・紹介
・DM
・広告(ホームページ,新聞,雑誌)
・訪問,電話
の4つから選択します。

この記事がきっかけの方は、「紹介」か「広告」でいいと思います。

 

資産運用期間
・短期
・中期
・長期
から選択します。

資産運用は一般的に運用期間が長ければ長いほどリスクは減っていきます。
先ほどの「投資の方針」とも見比べながら自分に合ったものを選択しましょう。

 

今回購入するVYMは高配当のETFで、長期保有することでその真価を発揮するので、「長期」でいいでしょう。

取引を行う目的」を7つの選択肢から選びます。

VYMなどのETFや外国株取引であれば、「外国為替取引」や「貯蓄/資産運用」が該当します。

複数選択可なので、他にも該当する場合にはチェックを入れましょう。

お申し込み」ボタンを押します。

 

これでドル転の準備ができました。

こちらの画面が表示されるので、早速買付をしていきましょう。

もし表示されない場合には、トップ画面の「振替」から「外貨普通預金」→「買付」と進みましょう。

少し下にスクロールします。

 

 

出金口座」を選択します。

今回は「代表口座 円普通」です。

 

 

 

 

入金口座」の選択です。

代表口座 米ドル普通 新規」に元からなっているはずです。

いくつかある方は「代表口座 米ドル普通 新規」を選んでください。

 

 

注文方法」を選びます。
・リアルタイム(ウィークエンド)
・指値注文
・複合指値(IFD)
・複合指値(OCO)
の4種類があります。

 

 

 

らぷこ
らぷこ
4種類もあるけど、どういうものかわからないから注文方法を選べない

聞き馴染みがないのでわからないですよね。
ここでは「リアルタイム(ウィークエンド)」と「指値注文」について説明しておきます。
複合指値の2パターンは、少し難しく初心者のうちは手を出さない方がいいと思うので今回は割愛します。

<リアルタイム(ウィークエンド)>
「現在の円の価値は米ドルに対していくらか」を示すのが為替レート(円と米ドルの関係だけではありません)ですが、これは常に価格が変わります。

変わり続ける価格の一瞬を切り取って、取引時に表示されているレートで取引するのがリアルタイムです。

カッコ書きでウィークエンドとなっているのは、注文受付時間外の取引の際に使うものです。
毎週土曜7:00〜月曜6:50は注文受付時間外でウィークエンド注文となり、レートが再提示された時の最初の価格で取引をします。

<指値注文>
「この金額なら購入してもいい」というラインがある時に使うのが指値注文です。

例えば150円/USDと100円/USDでそれぞれ米ドルを30,000円分購入するとします。
150円/USDの場合・・・200ドル
100円/USDの場合・・・300ドル
だいぶ極端な例ですが同じ10,000円を支払ったのに、100ドルも差が出ました。
このように為替レートによって手元に残るドルに差ができるんですね。

現在のレートが100円/USDより高い場合は、指値注文の際にレートを100円/USDに設定すればその金額になるまで購入されることはありません。

※現在のレートから離れすぎている金額を指定することはできません。
※注文の際には期間を設定し、その期間内に希望したレートにならなかった場合は注文はキャンセルされます。

ここからはリアルタイムでの注文方法を解説していきます。

買付金額」を入力します。

まず「円指定」か「米ドル指定」を選択します。

円指定を選択すると、その後に入力する金額の日本円で購入できるだけの米ドルが購入されます。

米ドル指定を選択して金額を入力すると、その金額分の米ドルが購入されます。

今回は「円指定」で「20,000円」を入力しました。

下にスクロールすると、注意書きがあるので大丈夫なら「確認する」を押します。

 

 

 

 

外貨普通預金 注文確認の画面です。

この画面は10秒間しか「確定する」ボタンを押すことができません
刻一刻と為替レートが変わるからですね。

買付レートを確認して、大丈夫であれば「確定する」を押しましょう。

 

注文完了画面です。

下にスクロールすると、注文の詳細が表示されます。

 

 

 

 

為替レート132.33円/USDに対して20,000円分の注文をしたので、『20,000円÷132.33円/USD=151.13USD』ですね。

これで日本円を米ドルに両替することができました!

ここまでが一手間である「②住信SBIネット銀行で円をドルに替える」です。

 

 

今回は初回だったので規定の確認や質問の回答があり少し時間がかかりましたが、次回からは省略されるので、もっと簡単になります!

それでは③ドルをSBI証券へ送金するに進みましょう。

③ドルをSBI証券へ送金する

さて円を米ドルに両替できたので、これをSBI証券に送りたいのですがここで注意点があります。
それは、住信SBIネット銀行から送金しないということです。

らぷ
らぷ
えっ、でも送金するって買いてあるよ?

銀行から送金をしたいのですが、手続きとしてはSBI証券から引き出すことになります。
わかりづらいかもしれませんが、この後の解説通りに進めていけば大丈夫なので安心してください!

SBI証券から引き出すので、SBI証券にログインします。

この時、スマホ用のサイトでは国内株の取引しかできないため、PC用のサイトで進めてください。

スマホでPC用のサイトを開くと少しわかりづらいですが、画像も合わせて見ていけばできるので大丈夫です。

 

 

画面上部の「入出金・振替」をタップします。

 

 

 

 

 

画面が切り替わったら、左側の「外貨入金」をタップします。

 

 

 

 

すると入力画面に移るので、
①金融機関名が住信SBIネット銀行になっている
②通貨は米ドル選択
③振込金額を入力
④取引パスワード(SBI証券のもの)を入力
の4点を確認します。

そして「振込指示確認」を押します。

 

先ほど入力した内容が表示されるので、再度確認しましょう。

振込手数料は0円です。

振込指示」をタップします。

 

 

ここで住信SBIネット銀行のページが表示されます。

ログインを求められるので、ログインしていきましょう。

まずは「支店名」を選択します。

 

 

 

下にスクロールします。

①ユーザーネーム(登録したメールアドレス)
②WEBログインパスワード

を入力します。

住信SBIネット銀行のものなので注意してください。

ログイン」を押します。

取引内容の確認に移ります。

下にスクロールして確認していきましょう。

 

 

 

 

どこに振り込むのか、どこから出金するのかなどを確認します。

さらに下にスクロールしましょう。

 

 

 

 

①と②に違いないかを確認します。

大丈夫ならチェックボックスをタップしてチェックを入れましょう。

もう少し下にスクロールします。

 

 

最後に「WEB取引パスワード」を入力します。

ログインパスワードではないので注意してください。

ここまで入力ができたら、「確定する」ボタンが緑色になるので、こちらを押しましょう。

 

 

これでSBI証券に米ドルを送金することができました!

 

④ドルで米国株やETFを買う

それでは送金した米ドルを使って、VYMを購入しましょう!!

SBI証券のWebサイトにログインします。

今回もスマートフォン用ではなく、PC用のサイトを利用してください。

トップ画面の右側に「外国株式」の「取引」というボタンがあるのでタップします。

もし「開設」になっていたら、それをタップして開設手続きを行ってください

外国株式の取引画面に移りました。

上部の検索窓に「VYM」と入力して「検索」をタップしましょう。

 

 

検索結果が表示されます。

「バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)」と表示されていることを確認して、「現買」をタップします。

 

 

 

すると注文画面に移ります。
①数量
②価格
③期間
④預り区分
⑤決済方法
⑥取引パスワード
をそれぞれ入力していきます。

以下で詳しく説明します。

①数量

米国の株式やETFは1口から取引可能です。
必要な数量を入力しましょう。

②価格

指値・成行・逆指値の3種類から選択します。

指値:執筆時点の価格は109.96ドルですが、例えば「109.00ドルまで下がったら買いたい」という時に使います。③で期間を設定しますがその間に指定した価格にならなければ取引は不成立になります。

成行:その時点の価格で取引をします。現在値は109.96ドルなので、この価格での取引になりそうなのですが、株価は常に変動しています。成行での注文は思いがけず高値での約定になる場合もあるので注意しましょう。

逆指値:買いの逆指値は初心者のうちはあまり使わないと思いますが、例えば上昇を続けている銘柄をどうしても買いたい場合に使います。

 

③期間

指値を選択した場合には、いつまでにその価格になったら取引するのかをここで指定しておきます。

④預り区分

特定一般から選択します。

確定申告をする必要があるかないかに関わってくるのですが、多くの人は特定が適しています。

詳しく知りたい方はこちらの記事を見てみてください。

⑤決済方法

外貨決済円決済から選択します。

ここで必ず外貨決済を選びましょう!

円決済を選んでしまうと1ドル25銭の為替取引が自動的に行われ、せっかく手間をかけて1ドル6銭で取引したのが無駄になってしまいます。

⑥取引パスワード

SBI証券の取引パスワードを入力します。

すべて入力できたら、「注文確認画面へ」をタップしましょう。

注文確認画面です。

内容を確認し、大丈夫なら「注文発注」ボタンを押しましょう。

これで高配当ETFのVYM購入完了です!
お疲れ様でした!!

 

なお、画面上部の「口座管理」から購入の確認などをすることができます。

 

 

 

 

まとめ:ドル転してから高配当ETFを買う

ドル転の意味や自分でやるメリット、VYMの買い方を紹介してきました。

今回のまとめ

・ドル転とは円をドルに両替すること
・自分で両替することで手数料を抑えることができる
・証券会社にドルを送ってドルでVYMを買う

余計な手数料は払わないことが、資産運用の大原則です。

初回は手間が多いもののそれ以降は減り、慣れれば難しくないです。

今回のように簡単にできて、そこまで時間もかからないものは積極的に自分でやるようにしましょう!