・いずれはマイホームを購入したいと思っている
・アパートやマンションの騒音問題に悩んでいる
・こどもが自由に遊び回れる空間が欲しい
・田舎に住んでいる
こんにちは、らぷぞうです。
今回のテーマは「家」です。
賃貸vs持ち家論争って絶対に決着がつきませんよね。
その理由は、「人によって重視するものが違う」からです。
今回の記事では、子育て世代に有益な1つの選択肢を紹介します。
あまり多くの方がとっている方法ではありませんが、めちゃくちゃメリットの多い方法です。私も実際にやっていることなので、参考になると嬉しいです。
マイホームって凄くいい響きだよね。
昔は当たり前に買うものだと思っていたよ。
こどもが産まれたらマイホームは当たり前?
少し前まで、私も結婚してこどもが出来たらマイホームを買うのが当たり前だと思っていました。
だって、
・家賃はもったいないし
・いつの間にか買うのが夢になっていたし
・周りの人たちもみんな買ってるし
・好きな間取りを実現したいし
・マイホームは資産になるし
・こどもを自由に遊ばせてあげられるし
・騒音を気にしなくて良いし
・将来こども独立しても、帰ってこれる場所を作ってあげられる
のですから。良いことだらけに感じますよね。
らぷぞう家は運よく子宝に恵まれました。
これから動き回るであろうこどもの顔を見ていると・・・
「最高の環境を用意してあげたい」って親は思うものですよね。
私たちにとっては、「こどもが自由に動き回れる環境」が最高の環境でした。
そんな環境を用意するにはマイホームを買うしかないと思い込んでいましたし、実際に住宅展示場も何回か訪れましたし、土地と建物に「それぞれどれくらい出せるかな・・・」と考えたり。
独身時代からなんとなく貯金していたお金は、将来マイホームを買うために使うのだろうな・・・と漠然と思っていました。
そんな私に、転機が訪れます。
両学長との出会い
今でこそ「資産形成」や「自由」というキーワードで莫大な認知度を誇るリベラルアーツ大学・両学長ですが、少なくとも2年前、私が存在を知った時点では収録動画もまだ30本ほどでした。
しかし、全ての動画が超有料級。物事の本質を語られていました。
学資保険に関する動画で興味を持った私は、日課にしていた朝のランニング中に両学長の動画を聞き始めます。
そこで、こんな動画に出会ったのです。
大切な学びはたくさんありますが、重要なポイントは以下です。
・家は資産ではない(海外の家や不動産投資家が買うような家を除く)
・自己破産の原因のほとんどが住宅ローン
・「家に用意された優遇税制」はずっと働いてもらうための世の中の罠
・35年ローンとは、35年分の未来の時間を売ること
・「家を買うこと」=「借金をして1点集中の不動産投資をすること」
・固定資産税や金利、修繕費だけでもう一軒家が買える
・マイホームの「金銭的価値」や「機能的価値」を混ぜて考えない
・本当に欲しければ買っても良いが、買う前にこれらを認識すること
頭を殴られるような衝撃を覚え、思わずランニングをやめて画面を魅入ったのを覚えています。
幸せになるためのマイホームで、不幸になる可能性なんて、考えてもいませんでした。
私は考えました。「自分は最も大切にするものはなんだろう?」と。
その結論は、「こどもが自由に遊べる空間」でした。
そこで私は、
「そうだ、中古のマイホームを買おう!」
と思い良いマイホームを買うために不動産投資の勉強を始めたのでした。
具体的には、「at home」で毎日近隣物件を見て、立地・築年数・痛み具合などから相場観を養い、不動産投資本も並行して10冊ほど読み、妻と一緒にいくつも物件を内覧していきました。
半年くらい探していたかな。
内覧を重ねるうちに実際に相場観は磨かれていきましたし、そのうち良い物件が見つかるだろう・・・と思っていた矢先、あるトラブルに見舞われたのでした。
こどもがハイハイすると・・・下階から天井ドン!!
タイトルの通りです。
我が家のこどもがハイハイすると、下の階の住人から天井を「ドンドンドン!」とあからさま叩く音ががするのです。
これには本当に参りました。正直怖かったです。
色々考慮した結果、下の階の方の心境も考慮し、
・防音マットを4重に敷く
・音が出てしまうことを申し訳なく思っているし、なるべく気をつけている
この2点を管理会社より下階の方に伝えてもらうも、鳴り止まず。
1ヵ月ほど様子を見ても改善はされませんでした。
下の方にも下の方の感じ方や事情があるのは理解できます。
良い中古物件は並行して探していましたが、私は見切りをつけました。
「不動産投資家が血眼になって探しているような良い物件は、そんなすぐには見つからない。早く買うのは難しい。
買わなくても、一戸建てを借りれば良いんだ!それならこどもも自由に遊び回れる!騒音問題からも解放される!」
と考え、買う方向から借りる方向にシフトしたのです。
そして今思えばこの決断は、
大正解
でした。
実は、半年間、中古物件を買うつもりで内覧していたので、賃貸物件を見る目も養われていたのです。
割安物件をいくつか内覧したら、かなり早く理想に近い物件を見つけることができました。
すぐさま引っ越し。
引っ越し後はこんな生活の変化がありました。
・騒音問題にストレスを感じていた妻の表情は明るくなった
・こどもは広い家を自由に走り回りとても楽しそう
・庭の畑でこどもと草木を植えたり、夏はプールを出して大声で遊ベる
・広いお風呂に3人で入ってスキンシップできる
家賃は5000円上がりましたが、一戸建ては大家の了解があればプロパンガス会社を変えることができるので、ガス料金が約5000円下がって生活費はトントンになりました。
前の家の敷金もほぼ帰ってきて、新居契約時に敷金礼金を0円に交渉し、更に1ヵ月フリーレント契約を結びました。
その結果、実際の手出しは引っ越し代だけでした。引っ越しも「くらしのマーケット
」を利用することで8万ほどで済みました。
田舎なら一戸建てでも家賃は安いです。
らぷぞう家も120平米超えの面積でとても広い家で家賃も高いかと思いきや、築40年超えの古い家だったため家賃は7万円です。しかし、とーーっても綺麗にリフォームされています。
私達はは、35年ローンを組むことなく、「こどもを自由に遊ばせてあげられる空間」を手に入れたのです。
私たちが1番大切にしていることを実現できたので、満足度が高いのですね。
勉強すれば、生活費を上げずに満足度を上げることははできるのです。
会社の近くだから、副業もできるようになったね。
良い物件を買うのはめちゃくちゃ大変ですが良い物件を借りるのは比較的簡単です。特に田舎なら、家が余ってきていますからね。借りてくれる人は貴重なのです。家賃交渉等もしやすいです。
一戸建てを借りて思うメリットとデメリット(対策つき)
一戸建てを借りた実体験から、自分が感じるメリットと、デメリットを対策付きで整理したいと思います。
重要だと思う順に並べます。まずはメリットから。
・こどもが自由に遊び回れる・・・これが1番ですね。とてもわんぱくに育っています。
・家族構成や価値観の変化に対応できる・・・こどもが巣立ったら、小さい家に引っ越すも良しですね。転勤があったり転職したくなっても対応できます。家が買いたくなったら買うこともできます。
・嫌なら仕事を辞めたり転職できる・・・35年ローンを組んだ人は、簡単にはやめられません。転職も簡単ではないでしょう。
・会社の家賃補助がでる・・・サラリーマンならかなり大きいです。共働きで共同名義を使えば、夫と妻の会社で両方家賃補助なんてことも。
・事業経費として家賃等を家事按分できる・・・事業をしている場合に限りますが、インパクト大です。
・家賃以外の余計な出費が出ない・・・家が壊れても家主に治してもらるか、火災保険が使えます。
次にデメリットです。
・家が自分の所有物にはならない・・・ただし、将来に売るに売れず、固定資産税などお金だけが出ていく「負」動産にならないメリットとも言えます。
・間取りが自由ではない・・・何個も内覧すれば、理想に近い間取りは出てきます。
・広いと掃除が大変・・・ルンバ導入で解決です。
・庭があると草刈りが大変・・・ホームセンターに外注すれば刈ってくれます。それほどお金もかかりません。
・広いとものが増える・・・ものを増やす時は「引っ越し時は捨ててもいい」と思えるもののみ買えばOKです。
・自治会費がかかる・・・私たちの場合は年間6000円くらいです。
正直これくらいで、大きなデメリットはあまり思いつきません・・・それくらい満足しています。
しかし、こういう家は簡単には見つかりません。
私たちは半年ほど(買う)物件探しをしていたので、賃貸で探すときも割安な物件を見つけるのは早かったですが、
これから探す方は、今からでも毎日「at home」を見て、動けるうちに物件を10〜20個は見ておくと良いですよ。内覧をたくさんして、不動産屋とたくさん会話するのが大切です。相場観がどんどん養われていきます。
まとめ:子育て世代に一戸建て賃貸は超おすすめ
個人的には子育て世代に「一戸建て賃貸」はめちゃくちゃおすすめなので、特に幼いお子さんがいらっしゃる方は一度検討してみると良いと思います。
未来の時間を切り売りすることなく、今の生活の満足度をあげることができます。
らぷぞうと同じような悩みを持っている方の力になれたら良いなあ・・・と思ってこの記事を書きました。
でもこれは、らぷぞうの家に関する価値観だから、正解という訳ではないよ!
自分にとっての正解は自分で考えてみてね!
それでは!何事も気楽にいきましょう!
Take it easy!
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