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マネチャレ

STEP.13 どこまで必要?家を考えよう【マイホーム買う?】

こんな方におすすめの記事

・マイホームを買うか迷っている

こんにちは、らぷぞうです。

今回のテーマは「家・マイホーム」の取得についてです。

結論から言うと、マイホームを買う前に以下のことを意識しましょう。

①買う前に、最低1年は不動産投資の勉強をすること

②迷っているあいだは、とりあえず賃貸にしておくこと

③買うなら毎月の返済額以上の家賃で貸せる家を買うこと

この3つですね。

らぷこ
らぷこ
家ってとても大きなテーマだよね。結婚した友達はみんな買ってるよ。
らぷぞう
らぷぞう

住宅ローンの支払額と毎月の家賃を比較すると、買いたくなる気持ちもわかるよ。

買うこと自体は悪いことじゃないんだよ。リスクを認識しないまま買うのは危ないってだけだね。

今回はマイホームの本質を説明していくよ。

この記事を読むメリット

・マイホーム購入の本質がわかる

・マイホームに関する視野が広がる

・マイホーム購入時の重要な基準がわかる

マイホームの本質とは?全資産1点集中の不動産投資。しかも信用取引。

説明に移る前に、少し質問をしようと思います(*^_^*)

あなたの親友が、3500万の借金をして不動産投資をしたい、と言いだしました。

あなたは止めますか?

おそらく、ほとんどの方は「やめとけ!!」と止めてくれるでしょう。

では、この場合はどうでしょうか。

あなたの親友が、3500万の35年ローンを組んでマイホームを買いたい、と言いだしました。

あなたは止めますか?

おそらく、ほとんどの方は「良いんじゃない?買ったら遊びに行かせて!」くらいの言葉をかけますね。つまり、止めはしないでしょう。

質問をちょっと変えただけで、ガラッと回答が変わってしまうのは、不思議なものですよね。

ただこの2つの質問は、本質的には同じ意味です。

空室リスクなどを代表とし、それぞれに特有なリスクの違いはあっても、基本的には買った物件に自分が住むか、他人が住むかだけの違いなのです。

それでは、次の質問です。物語形式で行きましょう。

毎月10万円の家賃を払っているAさん。

家賃がもったいないと思い、金利1%、3500万円の35年ローンを組んで、郊外に新築の大きい家を購入しました。

月の支払いは9万8000円になりました。今までの家賃以下です。

ローンを払い終わったら、家は自分のものになります。

Aさんはお得な買い物をしたと思いますか?

おそらく、「お得だ!」と言う方の方が多いのではないでしょうか。

家賃より安い金額で住めて、将来自分のものになる家を手に入れられるのですから。

ではBさんの場合はどうでしょう。

毎月10万円の家賃を払っているBさん。

家賃分をなんとか稼げないかと思い、1000万円で中古のアパートを購入し、部屋を人に貸すことで毎月10万円の家賃収入を得るようになりました。

収入が毎月10万円、自宅の家賃も10万円なので物件からの収入で家賃が払えるようになりました

物件はBさんのものですし、10万円の家賃の範囲内なら、好きな物件に引っ越すこともできます。

Bさんはお得な買い物をしたと思いますか?

Bさんのような買い方ができる前提であれば、おそらく多くの方が「お得だ!」と言うでしょう。

家賃分を稼いできてくれる物件を手に入れているのですから。

では最後の質問です。

AさんとBさん、金銭的に得をしているのはどちらでしょう?

結論は言うまでもありません。一般的にはBさんの方が圧倒的に得をしています。(それぞれの物件の売却価格にもよりますが。)

Aさん3500万円を出した上、残る家は一般的には貸しにくく売りにくい家であるのに対して

Bさんは1000万円しか出していないのに、残る家は貸しやすく売りやすい、お金を産んでくれる家である可能性が高いからです。

これらの質問を通して伝えたいのは

マイホームは不動産投資の側面が強い

という事実です。

今あるお金を使っていかに未来に得するか」を考える時点で、それは投資なのです。

ローンを組む場合は、未来の自分のお金まで使う不動産投資(信用取引と言います)になります。

不動産投資である以上は、現状の家賃との比較でもちろん得することもあるでしょう。しかし、概してその利回りは非常に低いものになります。

大切なのは、どちらが有効にお金を働かせているのか?という点になります。

Aさんの場合:3500万円で買ったマイホームの利回りは約3%程度

Bさんの場合:1000万円で買った収益物件の利回りは12%

お金を有効に働かせることができているのはBさんですね。

Aさんのような買い方をする一般的なマイホームは、とても利回りの低い(場合によってはマイナスの)不動産投資になりやすい、ということです。

らぷぞう
らぷぞう

わかったかな?

マイホームの本質はね、自分が貸主であり、借主でもある利回りの低い不動産投資なんだ。

らぷこ
らぷこ
ふーん、なんとなくわかった。

お金の面だけ見たら、マイホームを買ってお得に住むのは難しいんだね。

でも家ってさ、お金のことだけ考えて買うものじゃなくない?

らぷぞう
らぷぞう

その通りだね。今話したのは、お金の面では損をしやすい、ただそれだけのことだよ。

確かに家は、子どもを自由に遊ばせることができたり、安心感や所有欲を満たしてくれるものでもあるからね。

その辺りも解説して行こうか。

広い空間や満足感にどれだけお金を払うか

誤解がないように言っておきますが、私はマイホームを否定したい訳ではありません

リスクをしっかり認識しているなら、マイホームは別に買っても良いとさえ思います。

私も実家は持ち家ですし、帰省した時にはなんとも言えない安心感があります。大好きな実家です。

「ああ、この部屋懐かしいな・・・」「当時はこんなことを考えていたな・・・」なんて感傷は、持ち家でなければ味わえないでしょう。

これらの「お金以外の価値」に、どれだけお金をかけられるかをしっかり考えることが、後悔しないマイホーム購入のポイントです。

「お金以外の価値」には、代表的には以下のようなものがありますね。どれも大切なものです。

・子どもが自由にあそびまわれる

・騒音を気にしなくて良い

・自分だけの城、という満足感が得られる

・好きな間取りを実現できる

・子どもが巣立った後も、帰ってくる場所ができる

「マイホームは金銭的には損になりやすい」ことを認識した上で、上記のような価値を得るために買うのは良いと思います。

大切な機能や満足感にどれだけお金を払うかは、人それぞれですからね(*´ω`*)

それでも最低1年は不動産投資の勉強をしよう

マイホームに金銭的な価値以外を求める方であっても、1年間は不動産投資の勉強をすることをおすすめします。

なぜなら、すでに説明した通り、お金の面では不動産投資に他ならないからです。

「1年の勉強」と聞くと長いように感じるかもしれませんが、今後35年の人生の時間を前借りしてする買い物なので、余裕で元が取れます。

1年間の勉強で1000万円分安くマイホームを買えるなら、めちゃくちゃ勉強の効果が高いと思いませんか?

勉強をしたあとで買うマイホームは、勉強前に買おうと思っていたマイホームとは全然違うものになるでしょう。お金の面でも損をしにくいマイホームが買えるようになっている 、ということですね。

また、勉強をしていくうちに、消去法で賃貸を選ぶようになるかもしれません。(実際、私がそうですからね(*´ω`*))

迷っているうちは買わないこと

もうひとつ重要なのは、買ったほうが良いかどうかわからないうちは買わない、ということです。

マイホームを後から買うことはできますが、買って大失敗した後に損を取り返すことは難しいからです。

らぷぞう
らぷぞう

自分で本当に納得がいくようになるまで、買うのは我慢しようね。

勢いで買わないことだよ。

おすすめの不動産投資の勉強法は?

まずは、不動産投資に関する本を10冊読むことをおすすめします。

実際に私が読んで良かったと思う本を少し紹介しておきます。

なんか面白そうだな」って思った本から読んでいくと良いでしょう。

おすすめ本1:やってはいけない不動産投資

ただし、一番最初に「やってはいけない」不動産投資の勉強をしておきましょう。

投資の世界を覗いているうちに、普通の不動産投資がしたくなる人もいると思いますが、甘い罠がたくさんある世界ですので、最初に身を守る手法を身に着けましょう

おすすめ本2:10年後に絶対後悔しない中古一戸建ての選び方

目的がマイホームの購入なのであれば、おすすめの本です。

中古の戸建てに対する基本的な知識が学べます。

おすすめ本3:空き家は使える!戸建て賃貸テッパン投資法

こちらは戸建て投資の基本的な考え方に加え、低コストのリフォーム法などがたくさん載っています。

おすすめ本4:働かずに年収333万円を手に入れて「幸せ」に暮らそう!

この本は筆者の経験を元に、とてもわかりやすく書かれています。不動産投資の導入に良いと思います。競売のこともよくわかりますね。

おすすめ本5:100万円からできる「地方・ボロボロ戸建て」超高利回り不動産投資法

こちらの本は、リフォームの方法に加えて、実際の買い付けの手順・注意点などが詳しく書かれています。

これらの本を読んで勉強するとわかりますが、お得な家探しのポイントは

・中古で探し

・指値(値引き交渉)をして

・リフォームする

の3つに集約されます。

どうしてもマイホームが欲しい方は、まずはこれらの手法を学び、どんどん物件を見ていきましょう。

マイホーム購入の1つの基準

最後に、私が考えるマイホーム購入の1つの基準をお伝えします。あくまで金銭的に損をしにくいマイホームを買う際の基準です。

それは、

仮にその家を人に貸すことになった場合、毎月の支払い額以上の金額で貸せるか?

です。

こういう家を買うことができれば、一時的に収入が下がるなどのアクシデントがあったとしても、引っ越しをして家賃を下げることが可能です。

理想は「買った値段以上で売れる家」ですが、かなり難しいので、まずはこの基準を掲げてみると良いでしょう。

マイホームは買えないけど、「子どもを自由に遊ばせたい」という方へ

子育て中の方は、「子どもが自由に遊べる空間」に価値を感じることが多いのではないでしょうか。

賃貸ではそれが実現できない、と思い込んでいる方も少なくありません。

そんな時は、一戸建ての賃貸を検討してみてください。

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私も一戸建ての賃貸に住んでいて、本当に満足しています。

実の兄弟や友達にもおすすめしています。特に

・田舎暮らしであること(一戸建てでも家賃が安い)

・根気よく探せること(物件数が少ない)

あなたがこれらの条件を満たすなら、本当におすすめです。

らぷぞう
らぷぞう

家の購入は人の数だけ正解があると思うよ。

大きな買い物だから、たくさん考えて、後悔のない人生を送ってね!!

それでは!何事も気楽に行きましょう!

Take it easy!!

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「子ども」と「投資」や「お得情報」が大好きな30代。 昼寝とスポーツと子どもと遊ぶ時間は最高。 夢は、南の島で毎日シュノーケリングしながら 好きなように過ごすこと。